石川県土木部砂防課より講師をお招きし、土砂災害出前講座を実施しました。「土砂災害」「砂防」「ひなん」の３つをキーワードとして学習を進めました。

　まず、土砂災害とは何かについて説明いただき、その種類や原因について学ぶことができました。そして、その恐ろしい災害による被害を防ぐための「砂防」の仕組みについて教えていただきました。石川県には４７００ヶ所近く土砂災害の危険な場所があるのに、約８００ヶ所しか砂防ダムの工事が終わっていないことに驚いた様子でした。

　そこで、大切な命を守るための「ひなん」について学びました。気象情報や避難の情報をきちんと収集することの大切さについて教えていただいた後、避難するときに必要なものや避難の方法をグループで相談しながら考えました。自分たちの校区が土砂災害の危険のあるところだと知った子供たちは、ふだんから備えておくことの大切さを感じてくれたようでした。