千羽鶴
- 公開日
- 2025/08/09
- 更新日
- 2025/08/09
学校の様子
8月9日(土)
長崎に原爆が投下されてから80年となる本日9日、長崎市の平和公園では午前10時40分から平和祈念式典が行われました。式典の最後に、『千羽鶴』が合唱されました。
『千羽鶴』 作詞:横山 鼎 作曲:大島 ミチル
1. 平和の誓い新たに
緋の色の鶴を折る
清らかな心のままに
白い鶴折りたたみ
わきあがる熱き思いを
赤色の鶴に折る
2. 平和への祈りは深く
紫の鶴を折る
野の果てに埋もれし人に
黄色い鶴折りたたみ
水底に沈みし人に
青色の鶴を折る
3. 平和への願いをこめて
緑なる鶴を折る
地球より重い生命よ
藍の鶴折りたたみ
未来への希望と夢を
桃色の鶴に折る
未来への希望と夢を
虹色の鶴に折る
この曲は、平成7年の被爆50周年記念合唱曲として制作されました。歌詞は全国から公募し、その中から決定された横山鼎(よこやまかなえ)さんの作品です。作品には、原爆の悲しみ、犠牲者への慰霊や平和への思いを赤や青、緑、紫などの色紙に込め、千羽鶴を一羽ずつ折っていく様子が表現されています。曲は長崎出身の大島ミチルさんが作りました。以後、毎年8月9日平和祈念式典の最後に、大島ミチルさんの母校である純心女子高校の生徒さんによって、合唱されています。