SCHOOL LIFE

正解が一つに決まらない課題について自分の考えをもつには?

公開日
2025/10/28
更新日
2025/10/28

学校の様子

10月28日(火)

本日6限目、3年生国語科の研究授業が行われました。今日の授業は、市教育委員会の学校図書館サポート訪問の一環として実施されたものです。このサポート訪問は、学校図書館教育の推進等について、懇談を通して担当者から指導・助言を頂くとともに、学校司書が支援する授業を参観いただき、指導・助言を頂くというものです。

この単元では、テーマ「環境問題を解決するために、今、何が必要か」について、三人の論者の提言を手がかりにして、テーマについて掘り下げ、自分自身がこれからどう向き合っていくかを3時間かけて考えます。今日はその1時間目、課題は「正解が一つに決まらない課題について自分の考えをもつには?」でした。

授業前半は、気候変動問題に関する動画視聴、学校司書の出口さんからの環境問題についてのブックトークから、表面的な情報のみをうのみにしない、問題解決のアプローチには違いがあることを認識しました。後半では、環境問題に対する論者三人の提言の趣旨をまとめ、それそれがどんな立場から環境問題解決にアプローチしているのかを共有しました。現時点でどの論者に説得力を感じたかは、どれもあまり差はありませんでした。

次時からは、今日の授業を通して確認した「批判的に考え、評価する」観点をもとに、論者三人の提言の特徴を比較、評価し掘り下げ、環境問題に自分自身がどう向き合うかを考えていきます。

授業を担当した内木先生、授業支援をしていただいた出口学校司書、大変お疲れ様でした。そして、3年2組の皆さん、いつも通りの素敵な学びの姿でした。ありがとう。