３限のはじまり頃に、校内に不審者が侵入したことを想定した避難訓練をしました。学校には、そのような場合、すぐに職員室に連絡する通信機器が各階数カ所にあり、それを受け校内の上層階まで連絡する流れるようになっています。

　不審者侵入の避難訓練は、今年度はじめてでした。写真は、ガラス越し（ドアが閉められるので）の低学年の教室内で、子どもたちが一生懸命に机と椅子でバリケードをつくっている様子です。素早い動きにビックリしました。頼もしい限りです。

　さらに、この訓練の場合、普通、不審者１人で想定して行います。が、以前、東京都で発生した事件では、複数の大人が侵入しました。ありえることと想定し、今年度は、不審者２人が侵入しての訓練を行いました。そのうちの１人は私です。「さすが」と思ったこと２つ。１つは、教室がシーンとして、人気が感じられないように子どもたちは、教室内奥にいました。「さすが！」です。もう１つは、階段を使って上に行こうとするのですが、階段を上がった先に職員がワゴン台やブックトラックでバリケードをつくり距離を保ち、その後ろに職員が立ち教室には簡単に行けないようになっていました。若い職員が多くなっている職場ですが、ノウハウを身につけていて「さすが！」と身内ながら感じました。

　訓練後は、「いかのおすし」の話と「自分だけは大丈夫（正常性バイアス）と気を抜かないこと」について話しました。安全であってほしいのは、みんなの願いです。