金沢市立高岡中学校

校長　田中一宏様

拝啓

大阪・関西万博も閉幕し、木枯らしの便りが届く季節になりました。

このたび、第７５回高峰賞において、御校の梅田真暉さんが受賞されましたこと、

心よりお祝い申しあげます。
同窓会・金沢本部の総会の折りに、「何とか”金沢三賞“のいずれかを取らせたい」と

お話しされていたことが実現し、先生のご尽力に感激し、深く感謝申し上げます。

今後、残る三賞の発表も控えておられることと存じます。

どうぞご勤務の最終年が、輝かしい素晴らしい一年となりますようお祈りいたしております。

私事になりますが、中学三年の夏休み明けに、高峰賞に挑戦する一人として指名され、

庄田先生・国松先生から、叱咤激励を受けたことを、今も鮮明に覚えております。

当時は、金沢市内の中学校で何名が高峰賞を受賞しているかが、先生方の話題に

なっていたようです。

私より上の２学年では、それぞれ２名ずつの受賞があり、高中が第１０回までの歴代受賞数

１５名で、野田中・紫錦台中の１４名を押さえ、首位を堅持しておりました。

幸運にも私も第１１回の高峰賞を受賞し、高中で１６番目の受賞者となることができました。

この受賞を契機に、自分の人生が大きく開けたように思っております。

高峰賞７５回を迎えた今、きっと多くの後輩たちが受賞の栄誉に接してきた事でしょう。

老後の現在は、理科好きな子どもたちが増えることを願い、科学イベントなどにボランティア

として参加し、懐かしい想い出を重ねております。

末筆ながら、田中校長先生の今後ますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

敬具

令和７年１１月９日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　          高中同窓会関西支部

                                                                                    支部長　中村　正彦