11月12日 資料の効果を生かした文を書こう(国語科)
- 公開日
- 2025/11/12
- 更新日
- 2025/11/12
R7年度
春日より。爽やかで学習がはかどりそうな日でした。1限目、早々に様子を見てまわりました。足が止まったのは、高学年の国語の授業をしている教室前。
さすが、高学年!すぐに「たんタイム」で学習しているなとすぐに分かりました。教室は、4人のグループや3人のグループなどバラバラでした。写真1のように3人グループの時は、三角に向き合っているところがいいなと見ていました。さらに写真2のように、探究的に学習を進めていて困った時には、自分たちで黒板のヒントを見て解決へと進めて行くところが素敵でした。さらに写真3のように、探究的な学習スタイルでは、他の考えをも参考にしたり、助け合ったりするので、立って歩いているのもアクティブ感があり、育ってきていると感じました。
さて、先日より少々教科の探究的な学習について触れてきました。今回は国語科。現在の大人の人が、授業で受けていた国語科の授業と随分かわったと感じることがあるのではないでしょうか。もう15年ほど前から、国語科は単元(説明文や文化的な叙述)の最後には、どんな言語活動(自分が知らせたい本のブックカバー作り、この題名にあるような資料活用の効果を考えた文を書こう等)で表現しようか決めて学習に臨みます。ななので、もうすでに国語科では、「作品から、自分の~を表現する」ことが学習の課題意識であり、そのために教科書を読んだり、関係する本を読んだりします。そして、最後にまとめて表現するというのが、今の学習のスタンダードな流れです。国語科では、既に探究的な学習は始まっていたということです。今回の写真で紹介したような自由度が増し、自分で学習を進められるようにするために、教師は手がかりになるものを用意したり、伝え(助言し)たりすることで深化します。やはり、さりげなく援助するのが教師の力量の問われるところです。