12月2日(月)
- 公開日
- 2024/12/02
- 更新日
- 2024/12/02
2024年度
(左)朝学習6年生読み聞かせ:「気のいい火山弾(宮沢賢治作)」このお話は、周りの火山弾とは異なる姿で、周りからいつも下に見られ、ばかにされていた「ベゴ石」という火山弾が、ある日、火山弾の調査にきた研究者たちに、素晴らしい貴重な火山弾と認められ、大切に運ばれていったというお話です。このお話の好きなところは、ベゴ石が、住み慣れた野原を去るときに、自分をばかにしていた周りに対して「私の行くところは、ここのように明るく楽しいところではないかもしれないけれど、私は私のできることをしようと思います。」と謙虚に最後の言葉を述べるところです。宮沢賢治さんらしい作品の一つです。図書ボランティアさん、ステキなお話を6年生に紹介してくださり、ありがとうございました。
(中)休み時間中の避難訓練(長休み):今日の避難訓練でお話をする予定だったお話を掲載します。「今回の避難訓練は、休み時間中の避難訓練でした。実際の火事を想定して、休み時間中であっても『おかしも』を守って真剣に避難できましたか。休み時間中は、一人一人過ごしている場所が違います。そんなときも、放送をよく聞いて、火元から離れるように、自分で避難経路を考えて、慌てずに避難してほしいと思います。さて、安原小学校には、290人のやすはらっ子、30人の先生方がいます。ある日火事が起きて319人が無事だったとしても、ひとりの命が失われたとしたら、『ほとんどの人が助かったのだから』とは決して言えません。320人全員の命が無事だったとき、初めて『全員が無事だった、本当に良かった』と言えるのです。だから、全員が無事で助かるために、避難訓練は、全員で真剣に取り組まなければならないのです。また、火事や災害というのは、今日のように、休み時間や、給食時間中、登校下校の時など、いつやってくるかわかりません。どんなときであっても、自分の身を自分で守ることを、考えて行動できるようにならないといけません。いつ、どのようにして、自分の身を守ったら良いか、ぜひ教室に戻ってから、もう一度ふり返ってください。」改めて、やすはらっ子の全員に、今日の避難訓練が真剣にできたかどうか、問いたいと思っています。
(右)かけ算九九の特訓(昼休み):本日から、多くの地域ボランティアさんが、毎日昼休みに学校に来てくださり、2年生のかけ算九九を聞いてくださっています。本日は、6名ものボランティアさんが来てくださいました。今後は、かけ算九九の確実な定着を目的に3年生も参加する予定になっています。2,3年生のみなさん、九九は3年生以上のかけ算やわり算の計算をするときの基礎になります。しっかりと覚えられるといいですね。地域ボランティアの皆様、明日からもご協力よろしくお願いします。