3/16(木) 卒業式 答辞
- 公開日
- 2023/03/20
- 更新日
- 2023/03/20
学校の様子
・コロナ対策として、今年度も卒業式に在校生は式場には入れませんでした。
・14日(火)の給食時、校内放送で卒業生を代表して小松咲奈さんが述べた答辞の一部が紹介されました。一部を抜粋して紹介します。
・私たちの3年間は常に新型コロナウイルスと共にありました。延期、中止、そんな言葉を何度も何度も耳にしました。そのたびに「コロナがなかったら今頃どうだったんだろう。」と考えてしまうようになりました。しかし、それと同時に、毎日学校に行って授業を受けて、友達と会ってくだらない話をする。そんな日常は当たり前ではなく、奇跡だったと気づくことができました。記憶を遡れば、いつも笑顔いっぱいな私たちがそこにいるはずです。〈中略〉
在校生の皆さん。中学校生活はあっという間に過ぎてしまいます。一瞬一瞬を大切にしてください。困難に直面した時は周りを見てください。あなたを助けてくれる仲間がそこにいます。お互いに助け合いながら毎日を送ってください。
「生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある。」これは南アフリカの政治家のネルソン・マンデラの言葉です。失敗しないように生きる人間よりも、たくさん挫折しても起き上がって、その挫折を糧に成長する人間が、現代の社会に求められるのではないでしょうか。これから私たちが直面する困難は、今までとは比べものにならないほど、大きなものになると思います。しかし、挫折を繰り返し、様々なことを吸収しながら生き抜いていきます。〈中略〉卒業生代表 小松咲奈