学校日記

9月5日(金)5,6年生連合音楽会に向けての高学年集会

公開日
2025/09/07
更新日
2025/09/07

2025年度

  • 5,6年生高学年集会

5,6年生高学年集会






















9月5日(金)3時間目に、5,6年生が連合音楽会に向けた高学年集会を実施しました。学校に残っている記録をたどると、安原小学校は、開校(今から42年前の昭和59年度)から、6年生が連合音楽会に参加したという記録(記録に残っていない年がありますので絶対ではありません。)がなく、ずっと5年生が参加していたということです。6年生が連合音楽会に出演するのは、安原小学校の歴史上初となります。そこで、今年6年生が出演することになった経緯に触れておきます。

思い起こせば、4月の6年生学年集会で、「連合音楽会に出演するつもりはありませんか?出演したいのであれば言ってください。」と6年生に伝えました。その後6年生の学級代表さんから「全員の総意で、連合音楽会に出演したいです。」と返事をもらいました。どうして今年、安原小学校史上初「6年生を連合音楽会に出演させたい。」と思ったのか。理由は、主として以下のとおり4つありました。


 ①5年生の時よりも、6年生の時が音楽の技能面で上手になっているはずだし、小学校生活の集大成として6年生を「学校代表」として出演させたい。(学校行事の重複も克服できるはず!)


 ②昨年度、一生懸命にがんばったものの、悔しい思いも残った連合音楽会で、一年間で成長した6年生が、できなかったことをリベンジする機会を作ってあげたい。


 ③安原小学校は、これから各学年の人数がもっと減っていき、学年単独で出ると、歌声の迫力が不足してしまうことから、いずれは2学年合同で出演することになると考えられる。その足がかりを、今年の6年生で作っておきたかった。


 ④6年生が、真剣に練習に臨む姿や、力を合わせて取り組む姿をお手本として5年生に示すことで、「安原小学校の高学年の基本形」を作り上げて、5年生につないでほしい。

 

 特に④の理由について、5,6年生には、ラッ校長の意図を伝えておきます。4月の6年生学年集会の時点では、6年生に対しては、「5年生を引っ張って、引き上げて欲しい。」という気持ちが強かったのですが、5年生がこの4ヶ月間でずいぶんと成長して、凜々しい姿を見せるようになってきました。そこで、今の5年生を「引っ張って、引き上げる。」というよりも、「5年生は、6年生をお手本としながら、足りないところに気づき、自分たちで伸びていける。」だから、「6年生には、昨年の経験を生かし、5年生を圧倒的に上回る、最高の姿を見せて欲しい。」という思いが強くなっています。このように、6年生が先輩高学年として、最高学年として、持っている力を出し切って最高の姿を示し、5年生が後輩高学年として、次の最高学年として、6年生の姿に憧れを抱きながら、しっかり素直に伸びていく。2学年合同の行事・活動の利点を生かし「安原小学校の高学年の基本形」を確かなものにしてほしい。この意図を理解して欲しいと思っています。

「連合音楽会に出演したい。」その言葉を聞いて、ラッ校長はとても嬉しく思いました。弓削田健介さんを10月16日(木)に本校にお呼びした一番の理由は、心を一つにがんばっている5,6年生に対して、弓削田さんから直接指導いただくというラッ校長が思いつく「できる限りの最大のエールを贈る」ためです。6年生の立てためあて「心を一つにつながろう ~協力・スピード感・考動力~」このめあての達成に向けて、今日から一生懸命にがんばる5,6年生の姿を楽しみに見ています。【やすはラッ校長通信第122号より】