学校研究
飛梅タイム
総合的な学習の時間を使った「飛梅タイム」は、次の4つを目標に取り組んでいます。
1 持続可能な社会の担い手としての意識を育み、自ら考え、行動することができる生徒を育成。
2 生きる力の構成要素の1つである感性(ものごとに感動し、感覚的にとらえて表現できる力)の育成。
3 教科教育との連携を意識し、それぞれの時間で身につけた知識や技能を関連づけ、生徒の「確かな学力」の獲得。
4 金沢ふるさと学習を通して、社会・自然・世界などとの関わりを深め、人と人のつながりの育成。
指導内容は、伝統文化・国際理解・環境の3分野において、本校在籍の3年間で計画的に学習を進めます。
1年次:
「伝統芸能」(金沢ふるさと学習)、「国際理解」の2分野についての基礎を学習します。
2年次:
5月に「環境」(金沢ふるさと学習)についての基礎を学習し、その後、これまでに学んだ基礎知識や生徒の興味・関心に基づきグループに分かれ、「伝統文化」「国際理解」「環境」のいずれかについて学習します。
3年次:
5月に「国際理解」の視点から金沢市の姉妹都市、金沢の偉人(金沢ふるさと学習)について学習する。その後。生徒の興味・関心に基づきグループに分かれ、「国際理解」「環境」「伝統文化」のいずれかについて学習します。
いずれの講座も地域の方を中心としたたくさんの外部講師をお招きして、体験中心の学習を進めています。また、金沢ふるさと学習として、1年では「歴史都市金沢」、2年では「創造都市 金沢」、3年で「世界にはばたいた偉人・姉妹都市」の学習および3年間のまとめとして「これからの金沢の役割について国内外に提言・発信する(個人別)」学習を行います。(「世界都市金沢」)
秋に総合的な学習の時間の発表会「飛梅祭」を開催し、全グループの発表で飛梅タイムのまとめを行い、保護者をはじめ地域のみなさんや小中一貫教育の小学生などに発表します。